フィンランド紀行5 まとめ


4日に帰って来て色々と反動もありましたが、なんとかそろそろ落ち着いてきました。僅かながらご注文分の制作の方も進んでいます。
とりあえず滞っていたフィンランド紀行をまとめます。
去年もそうですが今年のフィンランド旅行も、すべて個人で手配したもので旅行代理店等は通していません。そうでないとこの「のんびりだらだらと音楽と森と湖の旅」は十分に堪能できないと思うからです。




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のんびりと時間の進むサヴォンリンナは湖に囲まれた田舎町で毎年7月にオラヴィ城内で開催されるサヴォンリンナオペラフェスティバルで賑やかになります。湖に浮かぶ島々、オラヴィ城を1時間程周遊するクルーズ船が何隻かあり、船によってコースが変わっていて、またすべての船が10ユーロと安いので色々なコースを楽しめます。野外マーケットもこじんまりした物ですが、なかなか質は高く食事もショッピングも十分楽しめます。あとは湖岸沿いをのんびり散歩するだけです。湖岸沿いのカフェなどではその晩の演目にちなんだミニコンサートも行われています。
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コリ国立公園はただただ何もなく、氷河に削られた巨石と森と湖が広がる絶景があります。ここではただひたすら巨石の上でボーッとするところです。ホテルの施設以外何もありません。
観光客も多少居ますが、特に騒がしい日本人や中国人の集団に出くわす事はまず無く、場所によっては安心して雄大な景観の中で孤独を味わう事が出来ます。
今や飛行機やホテルはもちろんの事、演奏会のチケット、電車のチケットもネットで予約しプリントアウトすれば済みますし、乗り合いタクシーの手配もメールで手配できます。ホテルの場所やバス乗り場、駅周辺地図もgoogle map等で事前に確認できますから、個人旅行の敷居が低くなってきたと思います。
おかげでツアーには無い、今回のようなのんびりだらだらのゴールデンコースが楽しめたと思います。
※おまけ
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カラクッコ。
フィンランドの郷土料理。黒パンの中にムイック(淡水魚)と豚肉がギュウギュウに詰まってます。味はいたってシンプル。マヨネーズを付けると馴染みある味に(シーチキンサンドみたいな)。丸々一個は巨大で食べきれませんが、切り分けて売っているので安心して買えます。日持ちするので重宝しました。
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ピーラッカ(カレリアパイ)。
カレリア地方発祥のパイ。フィンランドのソウルフード。パイと言ってもサクサクではなくモッチリした生地で、中身はお米を牛乳で炊いたおじやみたいな、ドリアみたいな物。素朴で優しい味。卵サラダ(ゆで卵を崩したもの)をのせて食べるのが一般的。スーパーにも大量に置かれていて、小腹が空いたらピーラッカです。