山わさび(ホースラディッシュ)

山わさび、畑わさび、わさび大根、ホースラディッシュ、西洋わさび等、名称は様々。
北東ヨーロッパが原産で、日本ではチューブ入りの練りわさびや粉わさびの原料になっているので、ほとんどの人が口にしていると思います。
特に北海道では、山わさびの栽培が盛んでまさに自生するほど根付いていて、すりおろした物を海鮮丼や豚丼にのせたり、醤油漬けにした物をご飯のお供にと、食材、薬味として一般に浸透しています。
4月下旬頃にたまたま近くの産直で、15cm程に切られた牛蒡みたいな根っこ一袋6本がホースラディッシュとして売られていたので二袋購入。それっきりお目にかかってないのでやはりこの辺でもあまり栽培されてないのか・・・。
その貴重な根っこを3cmに切って6つを挿し木用の土を入れたポットに埋め、待つ事3週間程で芽が出てきます。残りはすりおろして醤油漬けにし、刺身や焼き魚、冷や奴等にのっけて食べました。これが旨い。
ポットで葉が十分茂ったらこんもり土を盛った畑に植え替えます。アブラナ科の植物なのでじゃんじゃん虫に食われてますが、葉脈だけになっても次々と新しい葉が生えて、根も成長し続けます。ある意味バンカープランツ的なオトリ効果があるかもしれません。ただ細い根を残しただけでそこからまた芽が出て増殖するので、庭に植える際は気を付けなければいけないとの事です。
収穫は2年後の冬になります。気の長い栽培になるのであまり家庭菜園では人気がないのかもしれません。
でもまあ一つぐらいは今年の冬に掘り起こしてしまうかもです。