やっと食った

070806a070806b尻尾がほとんど無くなってから、芋虫やら蛾とか捕まえては目の前にポトリとやりはじめて2日後、やっと食べてくれたのが1センチに満たないヤスデ。ナメクジとか地を這う物を好むらしい。ミツヅノコノハガエルが生息するボルネオの熱帯雨林の環境を考えると、たしかに湿気った腐葉土には多くいそう。

とりあえず初給餌(離乳食?)に成功したのでひと安心といきたいところだが、またひとつの心配になってきたのは気温。オタマの頃は水の中に居たので心配はなかったが、上陸後はそうはいかない。
連日猛暑が続いても、うちはクーラーを入れなくても30度までは室温が上がらない特殊な環境ではあった・・が、ここ2~3日は異常で室温も30度以上まで上がるようになってしまった。
ボルネオの熱帯雨林にはずいぶんと前に行った事があって、湿度気温は当然高く、町中はもちろん、やや田舎にいっても30度を超える。しかしいざ森に入ると体感温度はだいぶ下がり、腐葉土のある地表部や付近に小川があれば25度ぐらいまでは下がっていただろう。夜になればそれ以下になる。ミツヅノコノハガエルにとって今の京都の気候は最悪。保冷剤をケージの横に置いて数時間おきに替えてあげないと。

しかしミツヅノ君、体長わずか12ミリ程度のくせに、なんか生意気というか凛々しいというか・・・いい顔してますよ。