ツボカビなどに負けるな カエルの危機(西日本新聞 社説)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/column/syasetu/20070211/20070211_002.shtml
上記の社説で、最後に小林一茶の句「痩蛙(やせがえる)まけるな一茶是に有」を紹介し、一茶が現代に生きていたらカエルに「負けるな」と励ますとしめている。
まとめページにある「生体防御の秘密兵器・抗菌ペプチドでツボカビに対抗するカエルたち(東邦大学理学部生物学科)」(リンク切れ)や同大学のミジンコはツボカビがお好き?の「地球温暖化による水温上昇そのものがツボカビの成長を促します。さらに温暖化によって池の水分が蒸発し水位が下がることによって紫外線放射量が増加し、両生類の皮膚細胞が破壊され、ツボカビに寄生されやすくなることもあるそうです。」とあり、また、2000年のWorldWatch-Japan8/9月号には「生態学者のなかには、気候変動がカエルにストレスを与え、カエルの免疫機能を低下させた可能性があると指摘する者もいる。」とある。
最近のニュースで観る世界各地で起こる天災、生物の大量死・・・。環境汚染や改変、温暖化は世界でのツボカビ蔓延も無関係とは言えないのではないかと思う。
カエルに「負けるな」と励ます?いや人間が存在する遥か昔からカエルはいつだって頑張ってきたし、人間が誕生してからもしたたかに生息域を変化させ人間と共存する術も得てきた。
励ますと同時に、人間がその邪魔しないように努力する事も必要と思う。